Hexagon PC-DMIS(デーミス) NC

Hexagon PC-DMIS(デーミス) NC

HEXAGON

工作機械向け三次元計測ソフトウエア

特長

PC-DMIS(デーミス) NCとは

3次元測定機メーカーHexagonが開発した工作機械向け計測ソフトウェア。
高度な機上計測を実現いたします。
計測までの大まかな流れ
(1)PC-DMIS NCをパソコンにインストールした後にCADデータを取り込み、計測のプログラミングを行います。
(2)パソコン内で作成、保存されたNCプログラムを機械へ転送します。
計測終了後に結果がレポート出力されます。

従来品との比較


従来の計測マクロ

従来の計測マクロ

PC-DMIS NCの場合

PC-DMIS NCの場合

PC-DMIS NCの場合、測定ポイントに対し確実にスタイラスを当てることができます。

計測データの自動表示

画面上で計測点をクリックした後、XYZの点座標値とIJKベクトルデータが自動表示されます。

3次元測定機の計測が簡単

任意の点群から以下の要素構築コマンドを使って3次元測定機の計測が簡単にできます。

幾何公差が判定可能

幾何公差の評価を工作機械で判定できます。

3軸工作機械でも横側面の内径計測が可能

十字(クロスタイプ)やL字スタイラスが使えるので3軸工作機械でも横側面の内径計測も可能です。

十字型・L字型も使えます
十字型・L字型も使えます。
十字スタイラスで横面の内径計測が可能となります
十字スタイラスで
横面の内径計測が可能となります。

計測までの流れ

日本語メッセージでわかりやすく、操作がシンプルで簡単です。

導入メリット

  • 航空宇宙関連、エネルギー関連、自動車関連金型の大型部品、自由曲面形状の機上計測に最適なソフトウェアです。
  • 機械が加工中にオフラインで計測プログラムの作成ができるため、生産工程に影響を与えません。
  • タッチプローブによる計測のため、人による測定誤差が少なく安定した計測結果を得ることができます。また、計測結果のレポートをExcel/PDF形式で自動保存できます。

仕様

パソコンの動作環境・推奨3D-CADフォーマット

パソコンの動作環境

推奨OS Windows7 32bit-64bit もしくはWindows7 以降の環境、Microsoft .NET 3.5以上
CPU デュアルコアプロセッサー 2GHz 以上
メモリ 4GB RAM 以上
HDD容量 2GB 以上の空き領域
グラフィックス NVIDIA Quadro K600 1GB 1st GFX 以上
ディスプレイ 解像度1280×1024以上

推奨3D-CADフォーマット

STEP・IGES
※他のフォーマットを使用される場合は変換オプション(有償)が必要です。

ご購入後、年間の保守契約は不要で1年以内であれば無償でバージョンアップすることも可能です。

対応可能なNC制御装置メーカー

  • ファナック(*FOCAS2付き仕様)
  • 三菱
  • マザック Matrix・Smoothなど
  • オークマ OSP
  • 東芝機械 TOSNAC

お問合せの際に工作機械の機種、NC制御装置の型式をお知らせください。

導入の際にご準備いただくもの

  • タッチプローブシステム
    タッチプローブが自動送りで計測可能な装置を有すること。
    (手動でLEDが光るだけ等は不可)
  • 校正球
    スタイラスのルビー球や軸の長さにもよりますが、Φ20~30程度が適切です。
    スタイラス軸が短いの場合、Φ8~10程度が必要になる場合もあります。
  • イーサーネットケーブル
    機械側からパソコンまでの適切な長さをご準備ください。

ネットワーク7台まで

ネットワーク7台まで

計測フロー

a) 通信の設定
b) Configurationの設定
c) プローブ作成
d) キャリブレーション(プローブ、回転軸)
e) CAD読み込み
f) オフラインプログラム
g) 計測
h) レポート

プローブ 回転軸 校正

プローブ 回転軸 校正

基本3ステップ

1.測定物のレベル

測定物上で平面を測定して、測定物のレベルを出す

1.測定物のレベル

2.軸の回転

回転方向のアライメントを測定する

2.軸の回転

3.原点設定

原点出しをする

3.原点設定

オフラインプログラミング

オフラインプログラミング

自由曲面の計測

自由曲面の計測

レポート

レポート

動画