UNISORB レベルラインマウント LLシリーズ

UNISORB レベルラインマウント LLシリーズ

UNISORB

機械マウントのスタンダードバージョン
LLマウント 3サイズ展開

工作機械の基礎を安定して固めるレベリングブロックは剛性はもとよりそのポジションを安定して維持することが重要です。
そのためには構成する部品の仕上げ精度と、機械あたり面と床のあたり面が大きな影響を与えます。

特長

機械マウントのスタンダードバージョン

アンカーボルトにテンションをかけない標準レベリングブロック
リーン構造で大幅なコストダウン!
プレミアムバージョン(フィクセーター)と比較すると50%コストを削減!!

上部の球面台座で、床面と機械のマウント面の平行誤差を吸収

レベリングブロック”レベルライン”LLシリーズは、球面台座を標準装備し、機械あたり面の平行誤差と床のラフな仕上がりを完全に吸収します。球面台座のない一般的なレベリングブロックはこの誤差を吸収することが困難なため、完全密着しない状態でレベル調整が行われます。
そのような状態でレベルが調整された場合短期的には問題は出てきませんが、長期的には密着していない程度によりあたりがずれる可能性があります。そのような現象が起こった場合、機械のレベルが微妙に変化します。
特に多点で支持している場合、加工精度に影響してくる場合があります。

レベリングブロック”レベルライン”LLシリーズは、球面台座によりそのような問題を解決しました。
また球面台座、ウエッジのあたり面にはモリブデンコートを施し、スムーズな滑りを実現し調整が容易になりました。
レベリングブロックでそのレベルを長期間維持するためには、スライド面の当たり精度とスライドする真直性が重要です。
レベリングブロック”レベルライン”LLシリーズは、精密な機械加工仕上げを施し当たり面積を極力大きくし、且つ真直性を高めていますので、経年変化によるズレが少ない構造設計です。

構成要素間の接触面は機械加工、モリブデンベースの潤滑剤を塗布する事で、支持面全体で均一な接触と重量分布、及びスムーズな動作を実現

中央の穴により、アンカーボルトとの併用も可能

仕様

サイズバリエーション

LL-7

  • 許容最大支持荷重:
    3,180 kg
  • レベル調整ボルト
    許容最大操作トルク:
    41 Nm

LL-22

  • 許容最大支持荷重:
    9,980 kg
  • レベル調整ボルト
    許容最大操作トルク:
    136 Nm

LL-33

  • 許容最大支持荷重:
    14,970 kg
  • レベル調整ボルト
    許容最大操作トルク:
    203 Nm

寸法

LL-7

LL-22

LL-33