QD1は耐摩耗性ターコン®材料の中で、最も優れた特性を発揮する耐摩耗性PTFE系シール材料です。 通常、耐摩耗性の高いシール材料は、耐摩耗性の高い充填材を添加することで得られます。しかしながら、その充填材の影響により相手面の摩耗が問題になることがあります。 QD1は高い耐摩耗性を保持しながらも、相手面の摩耗を最小に抑えることができる材料です。耐摩耗性ターコン®材料の中で最もバランスの取れたシール材料として、特に回転シール用にお奨め。 |
シール材料の摩耗量が少なく、かつ相手面の摩耗も少ないシール材料が理想的な材料。 QD1は、相手面への攻撃が非常に少なく、かつシール摩耗も少ない優れた材料。 |
ターコン®は日本トレルボ シーリング ソリューションズ株式会社のPTFEを母材としたシール材料です。 |
QD1は次の主要回転シールの材料として使用することができます。その他の製品につきましては、別途ご相談下さい。 |
シール性が高い接触式の回転シールの中で、最も優れた性能を持つシールが、ロトVLシールFです。これまで使用できなかった4m/sでの連続運転が可能。 特に、高圧条件下でのトルク低減に対し、独自のシール形状が高い効果を発揮。 |
図はロトVLシールおよびロトVLシールFのステアリングとロータリージョイントでの使用例です。 |
ロトVLシールFは高PV値での連続運転、また間欠動作でも信頼性高く長寿命であることを念頭に設計。両シールは片圧用シールで、末端部に設置して使用し、高圧流体の流路を末端に配置することで、従来よりも低いトルクで作動させる設計が行えます。 なお、ロトVLシールFはフランジ付き形状で、分割溝を使用します。 |